
~お庭づくり初心者にもやさしいガイド~
マイホームを建てたら、「お庭に1本、何か木を植えたいな」と考える方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが「シンボルツリー」です。
この記事では、今人気のシンボルツリーとその魅力、選び方や育て方のポイントまで、わかりやすくご紹介します。
✅ そもそもシンボルツリーって何?
「シンボルツリー」とは、お庭の“主役”になる木のことを指します。
玄関先やリビングから見える場所に植えて、その家の象徴となるような存在にするのが一般的です。
花が咲いたり葉が紅葉したりと、四季を感じさせてくれる植物としても人気です。
大きく育つ木もあれば、コンパクトにまとまる木もあるので、敷地の広さや好みに合わせて選べるのも魅力の一つです。
🌿 人気のシンボルツリー【2025年版】
では、最近特に人気のあるシンボルツリーをご紹介します。
1. アオダモ(青ダモ)

【特徴】
繊細な葉と自然な樹形が美しく、ナチュラル系の外構によく合います。
春には白い小さな花が咲き、落葉するので季節の変化も楽しめます。
【ポイント】
・成長がゆっくり
・病害虫に強く、育てやすい
・日当たり〜半日陰でもOK
2. オリーブ

【特徴】
シルバーがかった葉がエレガントな雰囲気を演出してくれるオリーブは、南欧風の住宅と相性バツグン。
最近ではカフェ風の外構にもよく使われます。
【ポイント】
・乾燥に強く、水やりも少なくてOK
・実を収穫できる楽しみも
・日当たりが大好き
3. シマトネリコ

【特徴】
涼しげで柔らかい印象の葉が特徴で洋風・和風どちらの住宅にもなじみます。
年中葉が落ちにくく、常緑樹として人気があります。
【ポイント】
・成長が早いので、剪定が必要
・風通しと日当たりのよい場所に適している
・ナチュラルモダンなお庭にぴったり
4. ハナミズキ

【特徴】
春に咲く花がとても美しく、日本らしい風情がある落葉樹です。
秋には紅葉、冬には樹形が映える、四季を感じたい方におすすめ。
【ポイント】
・花の色は白・ピンク・赤など
・病害虫にやや注意
・日当たりと水はけの良い場所が◎
5. エゴノキ

【特徴】
初夏に可憐な白い花が鈴のように咲き、やさしい雰囲気を演出してくれます。
どんな住宅スタイルにも合わせやすい万能型。
【ポイント】
・成長スピードは中程度
・自然な樹形を楽しめる
・半日陰でもOK
🏡 シンボルツリーを選ぶときのポイント
初心者でも後悔しないように、選び方のコツをいくつかご紹介します。
① 日当たりとスペースを確認
「この木が素敵!」と思っても、お庭の日当たりやスペースに合わないと育てにくいことも。
成長後の大きさも考慮しましょう。
② 落葉か常緑かを選ぶ
- 落葉樹:季節の変化を楽しめる。冬は葉が落ちる。
- 常緑樹:年中緑が楽しめて、目隠しにも使える。
ライフスタイルに合わせて選ぶのがコツです。
③ メンテナンスのしやすさ
剪定(せんてい)や落ち葉の掃除が苦手な方には、成長が遅く、手がかからない種類を選ぶのがポイント。
例えばアオダモやオリーブは管理が比較的ラクです。
✂️ シンボルツリーの育て方と注意点
🌱 植える時期
基本的には春(3月~4月)や秋(10月~11月)がおすすめ。
根がしっかり張りやすく、気候も安定しています。
💧 水やり
- 植えてからしばらくは毎日水やりが必要
- 根付いた後は、自然の雨だけでもOKな場合も
🧼 病害虫対策
葉が黄色くなったり、穴が開いていたら要注意。
風通しをよくし、定期的にチェックすることで予防できます。
✂️ 剪定(せんてい)
自然な形を保つために、年に1〜2回の剪定がおすすめ。
成長が早い木はもう少し頻度が必要になることもあります。
🌟 まとめ:シンボルツリーは「家の顔」
シンボルツリーはただの木ではなく、住まいに個性と季節感を与えてくれる大切な存在です。
家族と一緒に選んだり成長を見守ったりすることで、住まいへの愛着もどんどん深まっていきます。
植物に詳しくなくても、今回ご紹介したような育てやすい人気の木を選べば安心。
ぜひあなたのお庭にも、素敵なシンボルツリーを迎えてみてくださいね 🌿✨
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