庭や外構におすすめ!「立水栓」って一体何?

庭づくりや外構(エクステリア)を考えていると、「立水栓(りっすいせん)」という言葉を目にすることがあるかもしれません。
でも「そもそも立水栓って何?」「水道と何が違うの?」と疑問に感じる方も多いはず。

この記事では、立水栓の基本から選び方・設置のポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます!


立水栓とは?

立水栓とは、地面から垂直に立ち上がったタイプの水道設備のことです。いわば「外用の蛇口」で、主に庭や駐車場、玄関まわりなど屋外に設置されます。

一般的に、水道管から分岐して設置され、洗車・ガーデニング・掃除・ペットの足洗いなど、屋外での水仕事にとても便利です。

主な用途

  • 植物の水やり
  • 洗車やバイクの掃除
  • ペットのシャンプーや足洗い
  • 子どもの水遊び
  • バーベキュー時の手洗い

立水栓のメリット

1. 屋外作業が格段にラクになる

立ったまま使えるので、かがまずに済み、腰への負担も軽減されます。バケツへの水汲みも楽々!

2. 家の中が汚れにくい

庭で汚れた靴やペットを外で洗えるため、家の中を泥だらけにせずに済みます。

3. デザイン性もアップ

最近はおしゃれなデザインの立水栓も増えており、庭のアクセントにもなります。


立水栓の種類

立水栓には、素材やデザイン、機能の違いによってさまざまな種類があります。

1. 素材別

  • ステンレス製:錆びにくく耐久性が高い。シンプルでスタイリッシュ。
  • 陶器製:ナチュラルで温かみのあるデザイン。和風や南欧風の庭に合います。
  • 樹脂製(FRPなど):軽くて施工がしやすく、カラーバリエーションも豊富。

2. 機能別

  • 水受け(パン)付きタイプ:下に受け皿がついていて、排水しやすい。
  • 2口蛇口タイプ:1つはホース専用、1つは手洗い用など、同時に使える。

立水栓の選び方

初めて立水栓を選ぶときは、以下のポイントに注目してみましょう。

1. 用途に合った機能

ガーデニング中心ならホースが接続できるタイプが便利。洗い物が多いなら広めの水受けがおすすめ。

2. 設置場所との相性

日当たりや水はけのよさ、動線を考えて場所を選びましょう。なるべく使いやすく、かつ邪魔にならない場所が理想です。

3. デザイン

お庭や外構の雰囲気にマッチしたデザインを選ぶと、より一体感が出ておしゃれに見えます。


設置の流れと注意点

立水栓の設置には、ある程度の工事が必要です。DIYで行うことも可能ですが、水道の分岐や排水処理を伴うため、専門業者に依頼するのが安心です。

設置の基本的な流れ

  1. 設置場所の決定
  2. 水道管の分岐工事
  3. 立水栓本体の取り付け
  4. 排水口(パン)や排水管の設置
  5. 動作確認

注意点

  • 冬場に凍結しないよう、寒冷地では保温や防寒対策が必要。
  • 設置場所によっては自治体の許可や申請が必要な場合もあります。
  • 費用は商品代+施工費で、一般的に3万円~10万円程度が目安です。

まとめ

立水栓は、屋外での水作業を格段に便利にしてくれる設備です。
最近では機能性だけでなく、デザイン性にも優れた商品がたくさん登場しており、お庭の魅力アップにもつながります。

庭づくりやリフォームを検討中の方は、ぜひこの機会に立水栓の導入を考えてみてはいかがでしょうか?


何かご不明点や具体的な商品について知りたいことがあれば、お問い合わせくださいね!